アトリエ白美「渡辺肖像画工房」 渡辺晃吉
- 平成14年3月28日(木曜日)
【晴】
例年にない天候のせいか、画室の周囲や庭の雑草がかなり大きくなってきているので、次男に頼み四回ほど草を刈ったが、まだ全体の半分以上が残っている。
昨日の雨で地面が軟らかくなっている今日こそ、草刈りにはまたとない日なのだが、どうやら今日は来ないようだ。
午後S氏より電話。その後損保会社のK氏からも電話があり、明日午後5時半頃来室するとのことであった。
ノビルでも採って手土産にしたいのだが、このケガでは無理なので諦める。
ノビルは山菜の中でもかなりポピュラーな種類で、美味なだけでなく、精神を安定させる効果をもつ薬草としても有名。
タンポポも今が一番美味しい頃。
一度アク抜きしてからおひたしで食すも良し。サラダもなかなかいけるそうだが、まだ試みたことはない。
今度少し採ってもらい試してみるか。
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- 平成14年3月26日(火曜日)
【曇時々雨】
花散らしの雨と思ったら、逆に花もたせの雨となったようだ。
この寒さでは、桜もあと何日か散るのを待ってくれるだろう。
ストーブを点けていても、室内が少し肌寒い日は久しぶり。
壊れていたラジカセが直ったおかげで、テープを聴くことができるので、こんな日は助かる。
いつもは放送大学の講義を流しているのだが、最近の授業内容はあまり面白くない。
それにしても、今日は何と静かな日だろう。
この様子では多分来客もないだろうし、少し横になろうと思ったとたんに見学者が飛び込んできた。
花見を兼ねてのハイキングだそうだ。
「あいにくの天気でしたね」と言うと、
「え〃でもこんな日の方が、桜の本来の色が出ているようでけっこう楽しいですよ」との答が返ってきた。
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- 平成14年3月25日(月曜日)
【晴】
平年並の寒さが戻ったせいか、花のもちがよいようだ。
午後大事をとって少し横になり、首に矯正枕を当てる。
夕方いとこのMが珍しく来室。
損保の資格を持っているので、なにかと助言をしてくれた。
普通のケガと交通事故のそれとは受けるダメージに格段の差があるので、中途半端で治療を中断するととんでもないことになる危険があるので、充分に注意するようにと念を押された。
生身の人間と車の事故の場合、ドライバーの感じる衝撃は、相手に比べると極めて小さいところから、現実味がないという。
その辺が、後日の誤解が生じる要因ともなるらしい。
故意に治療を延ばして、不正な給付を受ける人間も中にはいるのだそうだ。
そんな事で多少の利益を得ても、仕方がないと思うのだが、世の中さまざまということか。
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- 平成14年3月23日(土曜日)
【晴、午後強風】
天候のせいか、今日は背中と膝の痛みが特に強い。
いったい交通事故によるケガと、どこが違うというのだろう。
受けるダメージが予想以上に大きいということなのだろうか。
一ヶ月以上たった現在でも、目立ってよくなったよいう印象はない。
しかし、悪化するということもないのは、やはりゆっくりと回復の方向に向いているといってよいのだろう。
経験者の誰もが、完全に回復するまでは、決して治療を中断してはいけないと助言してくれる。
中途半端で治療を止めると、必ずぶり返すものなのだそうだ。
そういえば病院で行き会う交通事故のケガ人は、大抵一年以上通院しているようだ。
考えると気が遠くなってくる。
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- 平成14年3月22日(金曜日)
【曇時々晴】
合間を見てすぐ近くのリンゴ林まで写生に出た。
林の手前にあるスモモの木が何本か、白い花をこぼれんばかりに咲かせて、折からの風に枝を揺らしている。
土地はこの辺から北にかけて徐々にせり上がっているので、低い林越しに棚田が続いているのが見渡せた。
ちょうど目線のあたりに、画室の前を通る街道が東西に走り、六地蔵の辻が、やや正面に小さく望まれた。
林に隣接するビニールハウスから、近くの施設の人達がわらわらと飛び出して来て、こちらに好奇の視線を送ってくる。
早目に切り上げて画室に戻ると、前の畑のオバさんがカキ菜をいっぱい持って来てくれた。
今年は水不足のせいで伸びが悪いのだが、その代りおいしいそうだ。
家へのよい土産ができた。
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- 平成14年3月21日(木曜日)
【晴】
初夏を思わせる春分の日となった。
実家をはじめ、縁者宅へのお参りや墓参の道すがら、桜の花の下を通るのも奇妙な気分であった。
この時期に桜の開花を見たのは、生まれて初めての経験である。
寺の境内の、何種類かの椿やレンギョウなどの、赤や黄やピンク色に混じって咲く桜の花の面白さ。
所々の家の塀越しからこぼれる木蓮が、桜と花を競う図など、なかなかお目にかかれるものではない。
いったい最近の天候はどうなってしまったのだろう。
なにかとても大切な仕組みの根本が狂ってしまったのだろうか。
今年は積雪が一度もなく冬が終わり、春も駆け足で夏に変わろうとしている、そんな実感がしてならない。
午後遅く帰路の途中で、ウツボグサが花を持つ初めている場所を通った。
普通なら早くても4月末にならないと花は見られないのに、何とも不思議な気分であった。
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- 平成14年3月20日(水曜日)
【晴】
「もう40年以上昔になるけんど、私が実家から戻る途中に、今で言うKラーメンの所の橋にさしかかると、向い風の中を自転車を押して行く年寄りがいたんで、手助けしてやったんさね。その頃あの橋を渡るにゃ、こんな坂を昇り降りしなきゃなんねえし、おまけに砂利道だしね。自転車の荷物が気になったんで、おじいさんとどんな仕事をしてるのかねって聞いたらね、その人たあ絵描きでね、出来上がった肖像画を先方に届ける途中だったんだそうだ。ちょうど私も姑の親たちの肖像画を描いてくれる人を探していたんでそのまま家に来てもらって、頼んだのが縁でね、主人の両親のも頼んだし、近所の人達も皆頼んだから一仕事できたんじゃないの。今度旦那の肖像画飾らなきゃならないんで、描いてくれる人を探して探して、やっとこんな近くに描く人がいるなんて全然知らなくて、えらく苦労しちまったですよ」
赤城おろしの吹く中を、自転車を押す老画家と、まだ若かったであろう依頼主が、そのうしろから手を貸して坂を登って行く姿が、ありありと浮かんできた。
午後になっても風は止まず、ガラス戸が絶えず鳴っている。
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- 平成14年3月17日(日曜日)
【晴】
昼少し前に突然動物が激しくぶつかるようなドスンという音がした。
何かが画室の壁にぶつかったのだ。
驚いて外に出てみると、兄が母屋と画室との間に仰向けに倒れてもがいているではないか。
母屋と画室とは約120cmほどの落差があり、そこに落ちてしまったのだ。
急いでそばに行ってみると、後頭部と右手指、右前腕部と左前腕部、両足のスネにかなりの大きさの裂傷があり、出血しているようだ。
大きな骨には異常がない様子なので、手を貸して自力で起き上がらせ、車に乗せて救急センターに運ぶ。
約2時間後帰宅、2週間の安静と1ヶ月の要観察という診断であったという。
しばしの間、自分の体の痛みを忘れた。
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- 平成14年3月15日(金曜日)
【晴】
「夕べとその前の晩なんですが、ネットが重くてなかなか動かないんですよ。おかしいなと思って測ってみたら、1.6(Mbps)が340(Kbps)くらいしか出てないんですよ。こりゃてっきりウイルスにやられたかなと思ってね、調べてみたら大丈夫だったんで安心したんですがね。結局プロバイダのWミスなんでしょうね。もう頭に来て切っちゃいましたよ。あそこは何聞いても分からないし、メールを送っても返事をよこしたことがない」
朝、画室へ向うタクシーの運転手さんの話である。
実は同じ経験を二晩していたので、その話を聞いて、あ〃やっぱりなと納得した。
なにより心配なのはアクセスしてくれる人達にご迷惑をかける恐れがあること。
もう限界のようだ。
職責を果すだけの自覚がないプロバイダからは手を引くしかないだろう。
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- 平成14年3月14日(木曜日)
【晴】
朝10時頃、表に人の気配がするので顔を向けると、前の畑のオバさんがビニール袋を提げて立っていた。
「おはようございます。タクアン食べますか」
この間いただいたのがまだ残っているのでそう話すと、
「よかったらネギを持ってきましょうかね」
ありがたく頂戴することにして待っていると、いつも押している乳母車いっぱいのネギと大根を運んで来てくれた。本当にありがたいと思う。
早速ネギを洗い、剣山を使って細切にし、水でさらしてラーメンの上に山盛りにし、ネギラーメンの昼食を楽しんだ。
午後になっても次男が画室に来ないところをみると、筋肉痛が思ったより激しいのだろう。
今日は昨日と違い風もなく穏やかなので、草刈りには最適なのだが、後日にまわすことにしよう。
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- 平成14年3月13日(水曜日)
【晴、西の風】
庭の草がだいぶ繁ってきたので、次男に草刈りを頼む。
風が強いので体温調節が難しく、頻繁に上着を着たり脱いだりしている。
慣れない仕事のせいなのか、力み過ぎてすぐにばててしまうようだ。
それでも昼近くには3分の1を刈り終えたので上出来か。
昼はチキンラーメンとネギの煮込み。
その後午後4時頃まで作業をして帰って行った。
明日はきっと筋肉痛に悩まされることだろう。
テープがうまく再生できなかったラジカセが、リモコンで操作するとうまく動いたおかげで、聴ける音楽の種類が大幅に増えたのは嬉しい。
今日も次男が縁側にラジカセを持ち出し、庭に向けて流しながら草を刈っていた。
無理でなければ明日も来てもらいたいものだ。
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- 平成14年3月8日(金曜日)
【晴西の風】
午後から急に風が強くなり、それにつれて気温も下がり始めたのか、すきま風がいやにしみる。
前の梅林がだいぶ賑やかだと思ったら、所有者の「やまゆり学園」の人達が作業に来ているらしい。
軽度の知的障害者の施設で、周囲にいくつかの梅林や畑があり、画室の前のそれも学園の所有林なのである。
晴れているとはいえ、今日はかなり寒いので、野外作業はけっこうきついだろうに、皆楽しそうに談笑しながら仕事をしている様子が、すりガラス越しにこちらに伝わってくる。
時々先生らしい人の叱り声が聞こえるのも面白いし、そんな叱り声など全く気にしていない雰囲気が楽しくて、思わず聞き耳を立ててしまう。
「先生、せーんせ、怒らないで。お願い怒らないで。お願いしまーす」
「怒られたくなかったら口よりも手を動かすこと」
「はーいわかりました。先生も怒ってばかりいないで手を動かしてね」
「はーいわかりました。◯◯ちゃんに言われるようじゃ俺もおしまいだな」
皆さんお寒い中本当に御苦労様です。
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- 平成14年3月7日(木曜日)
【晴夕方西の風】
画室の周りの野草を観察してみると、いつの間にか甘草の若芽が勢いよく伸び始めていた。
一本抜き取って口にしてみたかったが、土が硬くてうまくいかない。
諦めて周囲を見ると、ハコベの軟らかい茎が、かなり伸びてきているのを発見した。
その隣には未だ花を付けていないウツボグサが独特の葉を瑞々しく開いて、力強く風に揺れている。
街道を隔てた梅林は、満開の花を少しずつ散らせ始め、あちこちが花弁に染まって美しい。
本家の北裏に立つヤブツバキの大木は、濃い桃色の花をたわわに付け、木の下はちり椿の山になっている。
梅の花吹雪がそこまで飛んで、桃色に白のボカシを加えて、まるで和菓子のようなあやしい雰囲気を醸しているのが面白いと思う。
そのうちに風が強くなってきた。どんどん気温が低下していく。
散り始めた梅の木も、この寒さでもう少しもつだろう。
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- 平成14年3月3日(日曜日)
【晴】
朝の内にフキノトウを摘み、家に持ち帰る道具や部品を集め、午後早目に帰宅する。
帰宅後、次男の手を借りてLANケーブルを張ってもらう。
途中に約6メートルほど野外を通すので、その間はチューブの中に収納し、補助ワイヤーに抱かせて渡すことにする。
全長約25メートルほどを無事に張り渡す頃には、陽はかなり傾いて、かなり肌寒くなっていた。
万一の調整を考えてステップルは仮止め程度に打ち込み、ケーブルが自由に動かせるようにしてある。
元で約5メートルほど余ってしまったので、最終的にはカットして余分な長さを丸めない方が、ノイズ防止のためにも良いだろう。
ここまでしておけば一安心という所で、久しぶりにビールを空けた。
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- 平成14年3月2日(土曜日)
【晴】
満開の梅の花がそろそろ散り始め、風に運ばれて来た花弁が画室の周りを白い絨毯のようにおおっている。
庭に目をやると、花吹雪がちらちらと降り続いて止むことがない。
昼少し過ぎに兄と病院に行き、帰路、うまいと評判のパン屋に寄ったが、もうほとんど売り切れていた。仕方なく庭に来る鳥たちのためにパンの耳をもらって帰る。
午後からの塾生のレッスンの間、肩と背中の痛みが少し強いので気になった。
原因はきっと今日から始まったマッサージのためだろう。
レッスン終了後少し休み、庭のフキノトウを少し摘んで帰ろうと思ったが、体を曲げるのが少しおっくうなので中止する。
午後6時、薄闇の中に浮び上がる梅の花の美しさに、いつもながら心を奪われ、迎えのタクシーを待つ間、時を忘れて見入っていたら、足元をパンダ猫がうっそりと通り過ぎて行った。
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- 平成14年3月1日(金曜日)
【晴】
午前中Aギフトの社長来室。
このところ外回りに精を出しているようで、よく訪ねてくる。
湯沸しのためのストーブが邪魔になるほどの暖かさで、ガラス戸越しに、梅の根元に点々とフキノトウが芽吹いているのがよく見えるほど、春めいた日となった。
そう言えば、来る道のいたる所にカキドオシの紫色の花が、車中から眺められたが、画室の周囲にも、いつのまにか勢いよく群れ咲き始めている。
カキドオシは昔から糖尿病の薬として使われていたが、今ではどうなのだろうか。副作用のない安全な薬なのだが。
庭中いたる所に生えているノビルも、不眠やイライラを鎮めてくれる妙薬なのを知る人は少なくなった。
食べてよし、服してよし。
それからオオバコの丸い葉も、そろそろ食べ頃になるだろう。
干して煎じれば、ぜんそくや百日咳の咳止めや痰切り、そして蓄膿症にも良い。
生の葉を火であぶり、喉に貼って使った。それを鼻に詰めると膿が出てすっきりする。
今大地はあたかも宝の山のように豊かだ。
■アトリエ雑記は平成12年12月15日からスタートしました。
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